やさしく球を捕まえて飛ばせるヤマハインプレスUD+2ドライバー
やさしく球を捕まえて飛ばせるグースネック形状のドライバー。それがヤマハインプレスUD+2ドライバーです。
2014年に「プラス2番手の飛び」で登場したUD+2アイアンのテクノロジーをドライバーに組み込んだのがこのドライバー誕生のきっかけです。
クラブの長さが実測で45.75インチとやや長めですが、クラブの重さは実測で283グラムと軽く、バランスもC9.5と小さいのでクラブの振りやすさの目安となる慣性モーメントが283万gcmに抑えられヘットスピードが40前後ぐらいのゴルファーがタイミングよく触れる設計になっています。
ヘッド形状
ヘッドは横幅が広く丸形形状で、ヘッドの投影面積も大きく、いかにも打ちやすそうな安心感があります。
フェースプログレッションを非常に小さく設定し、いわゆるドライバーでのグースネックモデルにして雨を捕まえようとしているのが最大の特徴です。
このドライバーとアイアン以外にも、フェアウェイウッドやユーティリティーも同時に発売されています。
試打した印象
このヤマハインプレスUD+2ドライバーを試打しました。
試打クラブは9.5度で標準のSシャフト仕様でした。
シャフトはかなり柔らかいので、ヘットスピードが38位のゴルファーでも十分に扱えそうです。
グースネックにフックフェイス、さらにアップライトなライ角なので球が捕まえやすくなっているので、無理なく安心して振り抜くことができるでしょう。
ただしアイアン同様にグースネックはインパクトでのロフトが立ち、弾道が低めになりやすいのでロフト選びには注意が必要になるでしょう。
普段よりもロフト多めにした方が良いかもしれません。
それでもランも含めたドライバーの飛距離は十分期待ができそうです。
構えてみると、ドライバーには珍しいグースネック形状なので優しく球が捕まると言うイメージが湧きやすいです。
実際に打ってみると、初速は早く球が上がるので飛距離性能は高いといえるでしょう。
また、オフセンターヒットにも強く、しまったというショットの時でも大きなミスになりにくいのが特徴です。
初心者や中級者向けのクラブというイメージが強いかもしれませんが、打感や打音は上級者好みなので幅広いゴルファーが使用できるクラブだと思います。
体力の衰えやヘットスピードの落ち込みに悩んでいる人であれば、昔の飛距離を降り戻せるかもしれません。