ゴルフの飛距離アップの方法
やっぱり「飛ばし」がゴルフの醍醐味。
ドライバーをかっ飛ばすとスカッとします。
ストレスフルな毎日なので、週1回の練習場や月イチのラウンドで、ドライバーを思い切り振りたくなるのはよく分かります。
ショートアイアンを手にせず、ドライバーばかり練習している人が多いのも、当たれば気持ちいいから。
よく「ゴルフはショートゲーム」と言われます。
特にプロの世界では「ドライバーはショー」で「パットが賞金」と言います。
確かに、その一面もありますが、やっぱり飛ばしたい!!
250ヤード飛ばして同伴競技者をアッと言わせたい!!
コンペでドラコンを取りたい!!
これがゴルファーの本音だと思います。
同世代のゴルフ仲間に飛距離で負けるのは屈辱だと感じるのがゴルファーの本能なのです。
女性もドライバーの飛距離をアップできる
ゴルファーなら誰でも「ドライバーの飛距離」を追求するものです。
特に40代以上になると「昔のように飛ばせなくなった・・・」と体力低下に悩むケースが多くなり、飛距離の追求は切実になります。
また、女性ゴルファーも「どうやっても飛距離が出ない」「スイングの改善ポイントがわからない」と考える方が少なくないようです。
100切りを目指すゴルファーも飛距離が課題になっているでしょう。
しかし、ドライバーの飛距離アップは、そんなに難しくありません。
いくつかのポイントさえ理解できれば、20ヤード~30ヤード程度の飛距離アップは誰でも簡単に実現できるのです。
ドライバーを振ればヘッドスピードが上がり飛ぶ
飛ばしたければ、とにかくドライバーを振るべきです。
ドライバーは振れば振るほどスイングスピードが上がります。
14本のクラブの中で最も長さのあるドライバーは、実はスイングスピードが一番上がりにくいクラブです。
長い分、早く振るのが難しいのです。
それを克服できるのがスイングアークの大きさとテンポ。
リズムよく、大きく振ること。
そして、決して早く振ろうとしないこと。
これが、スイングスピードの向上に効果があります。
ゴルフで飛距離アップできるグッズ
飛ばすには、グッズを有効活用すべきです。
正しいフォームを習得する器具、ヘッドスピードを上げるための器具、ヘッドスピードを計測する器具など、いろいろな練習器具が発売されているので、上手に組み合わせながら、自分の弱点を補う練習をしましょう。
ゴルフで飛距離を伸ばすテクニック
ドライバーの飛距離をアップするコツ
飛距離を伸ばしたいのであれば、ドライバーを振り、スイングスピードを上げる練習をしてください。
今日からは練習場に行ったら8割はドライバーを振ってみましょう。
100球打つ人なら、そのうちの80球はドライバーショットです。
しかし、実は結構大変なんです。
ドライバーを振るには体力が必要です。
特に下半身の筋力と柔軟性が大切になります。
まず80球、ドライバーを振る体力が必要になるので、そのために振り負けない筋力をつけましょう。
そして、振ってもケガをしない柔軟性も維持します。
ドライバーを振るには、基礎的な体力がベースになければいけません。
ゴルフ初心者でも飛ばせる
ゴルフ初心者が注意しなければいけないのは「マン振り」です。
スイングができていないにも関わらず、全力で振ってしまうので、芯に当たらず「ゴルフは難しい」と勘違いしてしまうのです。
重要なのは50%くらいの感覚で振る練習を続けること。
スイングの基礎が未完成な状態でフルスイングをしても変なクセが付くだけなので、まずはバックスイングを上げ過ぎない軽いスイングを取り入れてみてください。
50%の感覚のスイングでも実はそれがフルスイングなのです。
その感覚の中でしっかりミートできるスイングを作れば、すぐに飛ばせるようになります。
アイアンでも飛距離アップ
アイアンで飛距離を出す秘訣は「パンチショット」の習得でしょう。
腰から腰(9時~3時)のインパクトゾーンで正しい軌道でクラブを動かせれば、それだけで十分飛距離が出ます。
アンアンでも飛ばそうとして、大きなバックスイングになり、急いで振ろうとするので、無駄の多いスイングとなり、結局飛距離をロスしているのです。
300ヤード飛ばすには
多くのアマチュアゴルファーは、漠然と「飛ばしたい!」と思っているだけで、具体的な飛距離の目標を設定していません。
一般的なアマチュアゴルファーは230ヤード飛べば上出来ですし、女性ゴルファーなら180ヤード飛べば合格点です。
中には「300ヤード飛ばしたい」という人がいますが、そのためにはヘッドスピードが53m/sは必要になります。
これは、松山英樹プロをはじめとするPGAツアーを戦う世界のトッププロのレベルです。
アマチュアの場合、45m/sでも早い方なので、これはちょっと難しい目標かもしれません。
もし本気で300ヤードを狙うなら、高反発ドライバーがその手助けをしてくれるかもしれません。
高反発ドライバーはとにかく飛びます。
市販されているドライバーと比べて20~30ヤードは飛距離が伸びると言われているので、飛距離だけを追求したいのであれば、一度検討してみる価値はあるでしょう。

飛距離アップにはストレッチが必須
飛ばすには準備運動が大切
ドライバーを練習する上で大切なのは、準備運動です。
ストレッチが足りないと身体のどこかを痛める可能性があるので気をつけてください。
特に冬場の練習は要注意です。
「飛ばすぞぉぉ」といきなりマン振りすると、筋肉を痛める可能性が高いので、絶対に無理はしないでください。
特にシニアゴルファーは、小さいクラブから打ち始めて身体をほぐし、十分に温まってからドライバーを打つのが安全です。
ドライバーの連続打ちが飛ばしのポイント
初球からのドライバーフルスイングは厳禁です。
軽い連続打ちから始めます。
最初は右腰から左腰までのハーフスイングです。
ドライバーでテンポよく、100ヤードを打つようにします。
その後、身体の動きを確かめながら、徐々に大きく振っていく。
20球目で8割くらいの大きさで振る感じでしょうか。
こうすると体が温まり、筋肉がほぐれてきます。
連続打ちで少しずつ大きく振っていくのは、いわばストレッチの続きです。
最初からドライバーを持つのは、大きなスイングができるからです。
ドライバーは長いクラブなので、そう簡単に振り上げられません。
その長いドライバーをゆっくりと、かつソリッドに(鋭く)振れば、ストレッチとスイング矯正のいいとこ取りができるのです。
飛距離アップのトレーニング
飛ばしに必要な体幹トレーニング
近年、アスリートたちがパフォーマンス向上と怪我の防止のため、体幹トレーニングを取り入れています。
もちろん、ゴルファーも例外ではなく、松山英樹選手などは日本人離れした体格を維持しています。
ゴルフにおいて体幹を鍛える目的のひとつは「スイングの再現性を高めること」です。
体幹がしっかりすると、本来持っているパワーを引き出せるのでヘッドスピードが速くなり、飛距離アップにも繋がります。
体重を増やせば飛ぶのか
大柄は体格な人の方が飛ぶような気がしますが、体重と飛距離の関係に相関はないようです。
飛距離に関係するのは主に下半身の筋肉量で、特に太もも裏の筋肉があると飛距離には有利と言われています。
体重を増やし、スイング中にその体重を移動させ、飛距離を稼ぐ方法もありますが、それより下半身の筋肉量を増やし、しっかり体重を受け止められる土台を作ること。
それにより、ミート率をアップさせながら、下半身で地面を使うことでの縦方向への反発により、飛距離の出す方が最新の飛ばし理論に近いでしょう。
シニアが飛距離アップする方法
シニアゴルファーが年齢的による飛距離の低下を感じているなら、積極的にドライバーを練習しましょう。
長いドライバーを振るには体力が必要です。
飛ばす体力を維持するためにもどんどんドライバーを振りましょう。
ドライバーがブンブン振れるだけの筋力をキープし続けたいものです。
同時にスポーツジムなどで筋トレをするとよいでしょう。
特に体幹や下半身を鍛えれば、安定したスイングができるようになります。
とはいえ、それもやはり安全第一です。
無理は絶対に禁物です。
故障するとゴルフができなくなってしまいますから。
ドライバー飛距離アップ動画
ドライバーの飛距離アップには、いいイメージを持つのも重要です。
飛ばすための理論やプロのスイングを参考にすれば、なにかヒントが掴めるでしょう。
インターネットの動画を見ながら、自分のスイングの改善ポイントを見つけてみてください。