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ボール初速でドライバーの飛距離を伸ばす
スイングタイプは十人十色です。
もちろん、スイングの核となるセオリーは重要ですが、それ以外は個性があってもいいと思います。
それぞれ違うスイングだからこそ、自分に最適なドライバーを確実に選ぶ必要があるのです。
運命のドライバーに出会えば、必ず飛距離が変わります。
ドライバーの飛距離は、自身のスイングの特徴とドライバーの特徴が合わさった状態で出ているものです。
もし、思ったように飛距離が出ていないのなら、どこかに問題があるはずです。
特に飛距離を構成する3要素である「打ち出し角」「ボール初速」「バックスピン量」のどこかに課題があるはずなので、どの数値が問題で思った飛距離になっていないのかを正確に把握する必要があります。
そして、「打ち出し角」「ボール初速」「バックスピン量」が悪い原因はどこにあるのか?
さらに、それはどうすれば改善できるのか?を追求していくことが飛距離アップの手順になります。
ドライバーの飛距離にはボール初速が必須
飛距離アップには、いろいろな要素が関係してきます。
巷では「ヘッドスピード」こそが絶対条件という風潮がありますが、これは間違いです。
重要なのはヘッドスピードではなく、「打ち出し角」「ボール初速」「バックスピン量」です。
その上で、やはりドライバーの要素が最も大きいのではないかと思います。
飛距離のほとんどは、ドライバーで改善が可能なのです。
スイングの再現性を高めることも大切ですが、自分本来のスイングに適していないドライバーで反復練習してしまうと、スイングをドライバーに合わせていくことになり、本来しなくていい余計な動きが入ってしまいます。
こうなればスイングの再現性を高めるどころか、誤ったスイングが身についてしまう可能性すらあるのです。
せっかくのドライバーにより、下手になってしまうという本末転倒な状況です。
例えば、ボールが上がりやすく、ある程度スピンのかかる設計のドライバーで低スピンのボールを打とうとすれば、スピンを押さえなければいけなくなるので、その分余計な動きをしなければなりません。
もし、スピンの少ない球が打てたとしても、それはドライバーの設計通りの球筋ではないので、あまり飛距離は期待できないのです。
これはスイングも同様です。
ある程度再現性の高いスイングを身に付けているゴルファーでも、そのスイングに合っていないドライバーを使用していると効率良くパワーがボールに伝わらず飛距離もロスしますし、曲がり幅も大きくなります。
ボールが曲がりだすと、今度は真っ直ぐ飛ばそうとしてスイングをアジャストしますから、本来振れるはずのスイングよりスムーズに動くのは難しくなるのです。
自分が打ちたい弾道を知っている人でも、ドライバーが合っていなければ効率良い弾道は打ちづらいわけですから、自分の弾道を理解せず、ただ飛ばしたいからと言って評判の良いドライバーを買ってしまう方は、正直言って飛距離はでないのではないかと思います。
もし運良く飛距離が伸びたとしても、それは単なる偶然で、奇跡なのです。
女性ゴルファーの飛距離アップ
女性ゴルファーはボール初速を上げる
飛距離に悩む女性ゴルファーは多いと思います。
ドライバーでもアイアンでも飛距離が同じ「100ヤード」というゴルファーもいます。
せめてドライバーで150ヤードくらい飛ぶようになるとゴルフは一気に楽しくなるはずです。
多くの女性ゴルファーは非力ですが、一方で柔軟性に優れているという特性があります。
これにより肩や腰などの捻転可動域が大きく、その分スイングアークも大きく取ることができるという利点があるのです。
このスイングアークの大きさを有効活用しない手はありません。
スイングアークを使って遠心力を大きくすれば、自ずとヘッドスピードは上がります。
そして、ミート率を上げれば、自然とボール初速も上がります。
あとは再現性の高いスイングを身につけていくことで「200ヤードのビッグドライブ」も現実になってくるでしょう。
女性ゴルファーは体幹を使う
女性ゴルファーの多くは腕だけのスイングをしています。
クラブを振っているというよりは、クラブに振られているといったイメージのスイングになっているのです。
トップで左肩があった場所にフィニッシュで右肩がある形にしないとボールは飛びません。
それには体幹を使ったスイングをすること。
決して頭が左右にブレるような軸のないスイングにしないことが必須になります。
さらに言えば、下半身の安定感が欠かせません。
足の指でシッカリ地面を握るような力の入れ方を身につけてください。
飛距離を伸ばすための3原則
飛距離を伸ばすための大原則は3つです。
■「ボール初速」「打ち出し角」「バックスピン量」を知り、飛距離をロスの原因を把握する
■飛距離ロスの原因は、ドライバーかもしれないと疑うこと
■自分の弱点を部分を補ってくれるドライバーを使って性能を信じて振り切ること
この3つが実践できれば、スイングを無理に修正しなくてもゴルフクラブによって飛距離をアップさせることができます。
特に重要なのは、自分のウィークポイントを補うドライバーを使うという点。
これは自分のスイングの効率の良くない部分をドライバーに補ってもらう考え方です。
昔、一世を風靡したS-YARDというドライバーがありました。
強烈なフックフェースで、スライス度合いを中和させようという思想のドライバーでした。
しかし、アマチュアゴルファーの中には、フックフェースのドライバーが構えづらくて好きではないという方が多くいます。
とわいえ、そのフックフェースはボールを上手くつかまえられないゴルファーのつかまりを助けるために作られた機能です。
実際、スライスからストレートボールになったゴルファーも多かったと思います。
それを食わず嫌いで敬遠し、ストレートフェースのドライバーを使っていると、無理につかまえる動きをしなければならないので、効率が下がるのです。
見た目を気にして、わざわざ飛ばないドライバーを選んでいるということになるのです。
自分のスイングの特徴を正しく把握した上で、自分に合ったドライバーを使えば、必ず飛距離は伸ばせるのです。
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