スライスしないおすすめドライバー
ドライバーがスライスする原因
スライスに悩むゴルファーが選ぶべきドライバーは、いわゆる「ボールがつかまりやすいドライバー」です。
このつかまりやすいドライバーとは、重心角が大きいヘッドの返りやすいドライバーを指します。
スライスとは、アウトサイドインのスイング軌道で起きます。
また、インパクトでフェースが右を向き、ボールにスライス回転がかかり、さらに右に曲がります。
スイング軌道に対して、ヘッドをスクエアに戻せれば、真っ直ぐ飛ぶストレー卜な弾道を打てるわけです。
アマチュアゴルファーの70%がスライスに悩んでいるので、ほとんどのメーカーはフェースがスクエアに戻りやすい、つかまるドライバーを開発しています。
特に最新ドライバーはスライスしにくい設計になっていますが、ドライバー毎に特性が違うので、その見極めが肝要です。
まずは、自分のスライス原因を正確に見極め、最適なドライバーを選んでいきます。
スライスしないドライバーとアイアン
ダンロップ XXIO12
ダンロップ スリクソンZX5Mk II
テーラーメイド STEALTH2(ステルス2)
キャロウェイ PARADYM
テーラーメイド ステルスグローレ
オノフ AKA
ドライバーのスライスの直し方
多くのアマチュアゴルファーは、右に切れていくスライスを打っていると思われます。
要は「カット打ち」になっているのです。
特にドライバーなどの長いクラブではその傾向が顕著で、アマチュアゴルファーの約70%がスライスを持ち球にしているとのデータもあります。
スライスで飛距離を大きくロスし、さらに右へのミスで痛い目にあっています。
それだけに左にゆるやかに曲がりながら強い弾道で飛んでいくドローボールに憧れを抱くのです。
それゆえ、アマチュアゴルファーは「スライスを直して、憧れのドローボールを打ちたい」と考えている方が多いのです。
では、スライスに悩むゴルファーはどんなドライバーを使えば、右へのミスが減り、ストレートからドローの弾道が打てるのでしょうか。
ドライバーがスライスする原因
振り遅れが原因のスライス
スライスの原因はいくつかありますが、多くの場合、インパクト時にフェースがスクエアになっておらず、開いて(右を向いて)当たることで発生している現象だと理解してください。
ここで知っておくべきは、クラブフェースの「開く方向に回ろうとする性質」です。
なにも考えずにテイクバックすると、ハーフウェイでフェースが大きく開いてしまいます。
それをダウンスイングで元のスクエアの位置に戻すには非常に困難です。
スクエアにしようとしても、一瞬でも遅れてしまえば、もうスライスボールです。
このように、ゴルフクラブはスライスしやすいようにできているので、それをスイングの中で補っていく必要があるのです。
オープンフェースを確認する方法
スイング中のフェースの位置を把握するために、一度テニスラケットや団扇をクラブヘッドにみたてて振ってみるといいでしょう。
自分が考えているより、フェースは開いていると思います。
テニスラケットがない場合は、手の甲をフェース面だと思って開き具合を確認してみてください。
初心者は力んでスライス
ゴルフ初心者は、飛ばしたい気持ちが強すぎて上半身に力を入れ過ぎています。
この力みがスライスの原因になります。
力むとグリップが早くインパクト位置まで下りてヘッドが遅れるので、どうしてもスライスになりやすくなるのです。
この力みをなくすためには、なにより「グリップを柔らかく握ること」が大切です。
ゴルフで力を入れるのは下半身だけなので、上半身の力みはグリップを優しく握ることで解消するのです。
ドライバーはゆっくり振る
スイングが速い人はスライスになる傾向にあります。
速く振ってもヘッドスピードは変わりません。
つまり飛距離は伸びないので、ドライバーはゆっくり大きく振るようにしましょう。
いくら力を入れても遠心力は上がらないので、ゆっくり大きく振って自然に遠心力を上げる方が飛距離は出ます。
遠心力が働くとインパクトでヘッドがグリップを正確に追い越していきます。
この感覚を掴むのが、スライス脱出のポイントになります。
スライスの原因を動画で知る
スライスを克服する練習
まず曲がりやミスに対する考え方として「即効性の対症療法」と「持続性が必要な根本治療」があります。
スライスの応急処置
対症療法は、目の前にある曲がりやミスを消すことだけを考え、今のスイングの欠点をドライバーで中和させる考え方です。
ドライバーの性能と自分のスイングをバランスさせる作業になります。
緊急的に鉛を貼ってみるのも、ひとつの方法でしょう。
スライスしないスイングをつくる
根本治療は、今あるスイングのクセや理想の弾道を打つために必要な動きを踏まえ、正しいスイングにドライバーを合わせる考え方です。
まずスライスの原因を知り、スイングを改造すれば、曲がり幅は小さくなります。
その上で自分の理想の弾道が打てるドライバーを探すのです。
対処療法と根本治療はバランスが大切で、即効性がある対症療法が強い考え方だと、スイングがよくなってきたときに今度は逆のミスが出やすいクラプになってしまいますし、先を読み過ぎて、できてもいない動きに合わせてドライバーを購入しても、すぐに打ちこなせなくなってしまいます。
今のままで、とにかくミスを減らしたいのか。
それとも、これから上達をしていきながら、理想を追いつつもミスを減らしたいのか。
この考え方次第で、選ぶべきドライバーは変わってくるのです。
スライスの弾道をコースで確かめる
練習場は参考にならない
自分のミスを見極める時は、練習場ではなく、コースでの弾道を見るべきです。
練習場のボールは、コースボールとは違うので弾道が変わってしまいます。
また、本番のコースでは、緊張などから、力の入り具合が違います。
自分が使用するコースボールで、しかもラウンドでの弾道を参考にしないと、練習場ではよいボールが出るのにコースに行くと弾道が違うなんて事態になりかないので、注意が必要です。
スライスにも種類がある
自分の普段の弾道が打ち出し角の高いスライスなのか、低いスライスなのか。
スピンが多めのスライスなのか、少ないスライスなのか。
そして打ち出し方向が目標方向に対して左なのか、真っ直ぐなのか、右なのか。
これらを知らずして、効率良く飛ばせるドライバーには出会えません。
スライスしない弾道を目指す
そして、これらを踏まえ、目指すベき理想の弾道はどんなものなのかをイメージしていきましょう。
さらに、今後のドライバー選びに際し、対症療法でいくのか。
それとも根本治療なのかを考えましょう。
理想はどんな弾道なのか。
これらを踏まえてドライバーを選べば、「買って損した・・・」なんてことはなくなるはずです。