今のドライバースイングの基本
最近、飛距離が落ちたと悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
特に40代や50代のアマチュアゴルファーは、加齢から飛距離を落とす傾向にあります。
しかし、飛距離の減少は年齢による筋力の衰えだけが原因ではありません。
事実、プロゴルフの世界では、藤田寛之選手などの多くの選手が40代以上になっても飛距離を伸ばしています。
では、なぜアマチュアゴルファーは飛距離が落ちてしまうのでしょうか。
それは、スイング理論に原因があります。
おそらく、40歳以上のゴルファーはゴルフをはじめた頃の昔のクラブで、昔のスイングの基本を作ったのはでないかと思います。
しかし、最近のゴルフクラブは、昔とは大きさも重さも性能も全く違います。
その最新ドライバーを昔のスイングで打っても、絶対に飛ばないのです。
ヘッドの大型化で理想のドライバースイングが変化
ベテランゴルファーがゴルフをはじめた頃は、ヘッド体積300cc未満のドライバーが大型ヘッドと言われていた時代です。
場合によっては、パーシモンのドライバーが残っていた時代かもしれません。
しかし、今はどのメーカーのドライバーもヘッド体積は460ccが主流です。
見た目だけでも全然、違うのです。
大きさだけではありません。
クラブの重さも違います。
昔はドライバーでもスチールシャフトでした。
そのため、ドライバーの重さが400グラム以上ありましたが、今は290〜300グラムが中心です。
軽量ドライバーなら260〜270グラム台まであります。
その重さの違いによっても、正しいスイングは違ってくるのです。
そして、最もスイング作りに影響を与えるのが「重心の位置」です。
単純にドライバーのヘッドが重くて,小さかった頃は、重心が浅い位置にあります。
しかし、ヘッドが軽くて大きくなった最新ドライバーは、重心が深い位置にきています。
この重心の違いが、スイングに最も影響を与えているのです。
重心をシンプルに説明すると重さを感じるポイントです。
それが昔のドライバーはフェース面に近い位置にありましたが、今はフェース面から遠い位置になっています。
その重心の違いによって、スイングも違ってくるのです。
ドライバースイングのコツ:タメを作る打ち方は逆効果
もしかすると、今も「タメを作るスイング」を意識している人も多いかもしれませんが、それは昔のドライバーを打つためのスイングです。
もちろん、セルヒオ・ガルシアのように強烈なタメをつくるゴルファーもいますが、プロは例外にさせてください。
最近のドライバーは「上がりやすい」「やさしい」と言われますが、それこそがドライバーの進化をあらわしています。
つまり、昔のドライバーは重くて硬い上に、難しくて、上がりにくいクラブだったのです。
そんな重くて上がりにくいドライバーを打つためには、タメがスイングの基本とされていました。
具体的には、トップからダウンスイングにかけて手首を立てて、シャフトが立った状態でボールを打ちにいくスイングです。
その打ち方でなければ、パワーが足りずに、打球が上がらなかったので、その時代に活躍したプロゴルファーはそういうスイングでした。
重く硬いドライバーだったあの時代は、タメるスイングでなければ、ボールが上がらなかったのです。
その打ち方は、ボールに強烈なバックスピンをかけて、ボールを上げる打ち方ですが、しかし、今は全く逆の考えです。
今のドライバーは重心が深く、バックスピンがかかりやすくなり、逆にバックスピンをかけすぎてしまうと、吹け上がってしまい、飛距離が出ないのです。
だからこそ、昔のスイングで今のドライバーを打つと飛ばなくなるのです。
今のドライバーはレベルブローが最も飛ぶ
女子プロのドライバーの飛距離
最近は、女子プロ人気が高まっていますが、彼女達のヘッドスピードは、一般のアマチユア男性と変わりません。
ヘッドスピードは40キロ前後の選手がほとんどですが、それでも250ヤード前後の飛距離が出ます。
順位 | 選手名 | 平均飛距離 |
1 | 葭葉ルミ | 261.93 |
2 | 川岸史果 | 256.72 |
3 | 穴井詩 | 255.88 |
4 | テレサ・ルー | 254.56 |
5 | 山城奈々 | 253.55 |
6 | 渡邉彩香 | 251.43 |
7 | 比嘉真美子 | 249.83 |
8 | 山本景子 | 248.73 |
9 | 成田美寿々 | 248.55 |
10 | 川崎志穂 | 247.76 |
11 | 笠りつ子 | 247.46 |
12 | ペ・ヒギョン | 246.14 |
13 | イ・ミニョン | 245.88 |
14 | 山田成美 | 245.48 |
15 | 柏原明日架 | 245.39 |
16 | 岡山絵里 | 244.96 |
17 | ベイブ・リュウ | 244.54 |
18 | 辻梨恵 | 244.02 |
19 | 大城さつき | 243.8 |
20 | 藤田さいき | 243.69 |
飛びのスイングの秘訣はレベルブロー
それは最新ドライバーに合ったレべルブローを身につけているからです。
昔の理想だったタメを作るスイングは、インパクト前まで手首を立てて、上からボールを打ち込むようなダウンブローでした。
しかし、今の大型ヘッドに合った打ち方は、タメを作らずに、トップからダウンスイングにかけて緩やかに手首を返していくスイングです。
その結果、インパクト前後ではヘッドが地面と平行にレベルブローになるのが理想です。
このレベルブローを意識するだけで、最新ドライバーは大きな武器になります。
よくメーカーが「新作ドライバーはやさしくなりました」というのは、フエース面のヒットエリアが広くなったとの意味です。
しかし、昔の打ち方でタメを作って上から打っていてはその性能を引き出せません。
逆に、レベルブローで平行にボールを打てば、フェースのセンターからヒール側、トゥ側に打点がズレても、ほとんど曲がらずに真つすぐ飛びます。
だから、女子プロはレべルブローを身につけて、安定して、遠くにボールを飛ばせているのです。
100切りを目指すゴルファーにも参考になる打ち方でしょう。
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