目次
45インチのドライバー
一般的なドライバーの長さ
現在のドライバーは、44〜48インチくらいの中で幅広い範囲で用意されています。
一般的には44.5インチ~46インチくらいのドライバーを使うアマチュアゴルファーが多いのではないでしょうか。
プロも同様で、ほとんどが44.5インチ~46インチのドライバーを使っています。
方向性重視ならドライバーは45インチ未満
理論上、ドライバーは長い方がヘッドスピードは速くなるので、飛距離が伸びると考えられます。
しかし、これはあくまで机上の論理です。
ドライバーが長くなることで「振りづらい」と感じてしまうこともあるでしょう。
そうなれば、今までと同じ動き自体ができなくなるので、スイングがぎこちなくなります。
また、長くなった分だけ、速く振れなくなるので、シャープなスイングができなくなります。
しかも、コントロールが難しくなるため、芯に当たらなくなり、方向性も悪くなってしまいます。
実は、長いドライバーが必ずしもよいわけではないのです。
ヘッドスピードを上げようとして、結果的に飛距離をロスしてしまうケースもあるのです。
松山英樹のドライバーは45インチ以下
PGAのドライバーの長さ
松山英樹選手が使っているドライバーの長さは、44.75インチですが、これはPGAツアーで戦うプロの平均値だそうです。
身長180センチの松山選手が、この長さにしているのは、ドライバーを長くして飛距離を伸ばすことと、長くして振りづらくなり、コントロ―ル性が悪化することを天秤にかけ、出した結論だと思います。
高身長のトッププロでも、45インチ以下のドライバーを使っているという事実は無視することはできないでしょう。
短尺ドライバーを使うプロもいる
特に近年は短尺ドライバーを使用するプロが増えてきています。
ジミー・ウォーカーのドライバーは42インチですが、堂々とトーナメントで勝利していますし、飛ばし屋で有名なリッキー・ファウラーも43.5インチのドライバーを使っているようです。
日本人の血を引くリッキー・ファウラーは決して長身でありませんので、自分の体型に合った長さのドライバーにして、スイングのバランスをとっているのかもしれません。
それでもメジャートーナメントでは、トップ10の常連なので、決して長尺のドライバーが有利というわけではなさそうです。
PGAツアーのトップ選手でも短尺ドライバーを使っていることを鑑みれば、それだけ長いドライバーを扱うのは難しいということがわかるでしょう。
アマチュアのドライバーは44.5インチが最適?
ドライバーの長さに正解はない
一発の大当たりを期待して長いドライバーを使うのも一つの選択肢ですし、より正確性を追求して短くするのも一つの方法です。
ドライバーの長さに正解はないかもしれません。
しかし、練習量が豊富で体格的にもアドバンテージのあるPGAツアーのプロの平均が44.75インチですから、練習量が少ないアマチュアゴルファーは、もっと短いドライバーを使うという選択肢も十分考慮していいのではないでしょうか。
PGAツアーのプロは、短いドライバ―を使っていても300ヤード以上飛ばします。
決して、短いから飛ばなくなるというわけではありません。
完成したスイングであれば、45インチ以下のドライバーでも十分な飛距離が出るのです。
「長いドライバーは飛ぶ」という先入観を捨ててみてもいいかもしれません。
ドライバーを短くしただけで、扱いやすさを感じるようになると思います。
ほんの0.5インチの差で結果は変わってくるものです。
今のドライバーをカスタムする
但し、今使用しているドライバーを短くする場合は、気をつけなければならない点があります。
今のままの状態でシャフトだけを切ると、しなる長さが短くなるので硬く感じるようになってしまいます。
特に、ヘッド側(先端側)をカットすると硬く感じるようになり、フィーリングが大きく変わってしまいます。
先端が硬くなるので、球の捕まりも抑えられ、方向性はよくなりますが、その分だけ重く感じるようになるかもしれません。
シャフトのカットによって、そうした変化が起きることは頭に入れておいてください。
45インチ以下のドライバーを買う
今、お使いのドライバーを短くするくらいなら、ドライバーを買い替えてしまった方が早いでしょう。
型遅れのドライバーや海外仕様のドライバーなら、新品でも驚くほど安く買うことができます。
45インチ以下のドライバーを探してみてください。
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