アイアンの打ち方|アドレス・グリップ・コック・体重移動

ゴルフの打ち方

 

ドライバーとアイアンのスイング

ゴルファーの話題の中で、賛否両論に別れるのが「ドライバーとアイアンでスイングを変えるべきか問題」です。

主流は「スイングはひとつ」の考えでしょう。

ドライバーもアイアンも打ち方は同じ。

その方がシンプルなので、ゴルフが簡単になります。

クラブによって、スイングを変えるような難しいことはする必要がないのです。

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ターフを取るためのスイング

ゴルフスイングは、テークバックでクラブを上方へ振り上げ、最上点となるトップからクラブを振り下ろし、ボールを打ったあとに再び振り上げる動きで、クラブヘッドの軌道が大きな弧を描く円運動です。

つまり、どんな振り方であれ、クラブへッドはダウンにもアッパーにも動いているのです。

難しく言うと、スイング中は「位置エネルギー」と「運動エネルギー」という物理学の法則が働いています。

そして、円運動するヘッドがボールに最大のパワーを伝えられるのが、インパクトからヘッドを振り抜いた30〜40センチの幅になります。

言い換えれば、止まっているボールに最大限の力を伝えるには、スイング軌道が最下点を通る寸前にインパクトを迎えるようにするわけです。

それが理想のゴルフスイングだと、まず知っておかなければなりません。

スイングの最下点

スイング軌道はインパクトの次の瞬間に最下点を通過します。

つまり、地面にボールがある場合なら、フェースがボールをとらえたあとにクラブへッドがボールの先の夕―フを削ります。

クラブがボ-―ルに当たる前に地面を打ってしまえば、前へ飛ぶためのパワーは大幅に損なわれてしまいますし、ボールには正しいスピンがかからないので、コントロールもできなくなります。

ドライバーショットの最下点

14本のクラブのうち、最大の飛距離を出すドライバーは、通常テイアップが許されているティショットで使用されます。

ボールは地面から浮いているので、ドライバーのヘッドはインパクトでボールをとらえたあと、スイングの最下点を通っても地面とは接触しません。

そのまま抵抗のない空中を進み、まったくロスせず、ボールにパワーを与えられるわけです。

アイアンとの違いは、最下点後に地面に触れるかどうかだけ。

最下点の少し手前でインパクトを迎える点はまったく同じなのです。

スイングの違い

要するに、ドライバーもアイアンも打とうとするボールがテイアップしてあるかどうかの違いだけであって、打ち方は同じと言えるのです。

つまり、スイングは一緒なのです。

ゴルフ創生期は、すべてのクラブは木製で、ソールを地面に滑らせるように、スイープに打つしかありませんでした。

ボールも皮に羽毛を詰めた軽量のもので、どう打ってもそれほど遠くへは飛ばせなかったのです。

しかし、ゴム製の飛ぶボールが登場し、金属製のクラブで打てるようになったので、ゴルフは一変します。

地面にあるボールを打っために考案されたのが、重量感を備え、地面に当たっても跳ね返されないソールを持つアイアンクラブだったのです。

そうなれば、ターフを気にせずにスイングできます。

その結果が、ドライバーとアイアンの共通するスイングだったわけです。

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アイアンは打ち込むべきか

ドライバーはアッパーブロー気味にインパクトし、アイアンはダウンブロー気味に打つ。

ゴルフ雑誌には、このような解説がなされていますが、ここで言う「ダウンブロー」や「アッパー」とは、どんな状態を指しているのでしようか?

これはゴルファー独特の感覚的表現であって、その違いを正確な数値などを使って説明するのは難しいと思われます。

それでも敢えて言うなら、スイング軌道面が地面と作る角度が浅いか深いか、それによるクラブヘッドの入り方の差異を表している言葉でしょう。

ダウンブローとは

クラブヘッドをボールに上から叩きつけるように、鋭角的に入れるのを「ダウンブロー」で打つと表現しているのでしょう。

昔の「パンチショット」やタイガー・ウッズで有名になった「スティンガーショット」に近い打ち方です。

アドレスでほんの少しだけボールを右足寄りに置き、上から捉えるように打っているのではなかと思います。

これは、9番アイアンでは大きすぎだけど、PWでは短いかもしれない、といった状況で、PWを9番アイアンのロフトにして打つ場合などに有効です。

ロフトを立て気味にして、強い球を打つ感覚です。

アッパーブローとは

「アッパーブロー」は、ダウンブローとは逆の表現です。

ドライバーは、左足の前にボールを置くので、ややアッパー気味にボールを捉えるように感じますが、実際はクラブが最下点を過ぎ、クラブが上向きに動いている状態でインパクトを迎えるように打っているわけではありません。

それでは、フェイスは開いてしまうため、ボールコントロールができない上、パワーロスも大きいので、事実上、あり得ません。

アマチュアゴルファーは、アッパーブローと「開いて打つ」状態を混同しています。

アッパーブローとフェイスの開きは、まったく別です。

ドライバーショットでも、フェイスは開かず、スクエアにインパクトをしなければいけません。

そして、アッパー気味に捉えるとしても、それはほんのちょっとです。

基本的には、レベル軌道で捉え、アッパー気味というのは、感覚的な捉え方になるでしょう。

現実の打ち方はダウンブローが正解

ダウンブロー、アッパーブローは、微妙な感覚を曖昧にした表現であって、スイングの傾斜角度やボールの位置のほんのわずかな違いを表した言葉なのだと思います。

基本的には、ドライバーもアイアンも、ややダウンブロー気味に捉えるのがベストショットと言えるでしょう。

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クラブを有効活用してターフを取る

ゴルフの格言に「クラブに仕事をさせろ」があります。

初心者の頃、ベテランゴルファーによく言われたものです。

ゴルフの基本は、まさにこの言葉通りです。

クラブの性能を最大限に引き出すスイングこそが正しいスイングなのです。

大勢のゴルファーたちが長い時間と手間をかけ、さまざまなクラブが考案されてきました。

アイアンにはアイアンの、ウエッジにはウエッジの形があり、それぞれの意味があります。

そして、ドライバーからパターまで、統一した感覚でスイングすればいいように、道具がセッティングされています。

自分が道具に合わせる必要はないのです。

そのクラブの機能をよく理解し、状況に応じて使い分けるのが、ゴルフです。

いろいろとスイング理論に悩んで袋小路に迷い込むくらいなら、クラブの仕組みを勉強して、機能に沿った打ち方を工夫したほうが、レベルアップへの近道かもしれません。

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