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ドライバーを飛ばしたいなら
ドライバーを飛ばしたい!!という願望は、ゴルファーなら誰でも持っているもので、いくら経験を重ねてもなくなることはないでしょう。
しかし、飛ばしたい!!!と思えば思うほど、ドライバーは飛ばなくなるものなのです。
なぜでしょうか。
それは、ゴルフはメンタルなスポーツだからです。
「絶対に飛ばしてドラコンを取りたい」「同伴競技者に負けたくない」と気合を入れると、脳からの指令が全身の筋肉に行き渡ります。
すると、筋肉は硬直しはじめます。
筋肉は意識していないときは力を発揮しますが、一度意識をすると、どんどんパフォーマンスが落ちていくのです。
その結果、いつものスイングができず、飛距離が出ない。
「いや、こんなはずじゃない!!」と思い、次のホールでも力みまくって、より飛ばなくなる。
そうやってスランプに突入していくのです。
つまり、ドライバーを飛ばすコツは「飛ばしたいと思わないこと」なのです。
平常心でスイングすれば、筋肉は最高の力を発揮してくれます。
邪念により、自分で自分の首を絞めるのが、ゴルフというスポーツなのです。
このメンタルを普段の練習のときから、身に付けてください。
練習場で飛ばしたいと思わない。
ドライバーで100ヤードを打つ気持ちで、リラックスしてスイングする。
この感覚が身に付けば、コースでも最高のスイングができ、最も飛距離が出せるはずです。
飛ばすための練習メニュー
リラックスが重要と言いましたが、そのベースとなる筋力も不可欠なので、当たり前ですが、飛ばすためには練習も必要です。
そのための器具を使ったトレーニングも積極的に取り入れてみてください。
「飛ばす=筋肉を付ける」と短絡的に考えるのではなく、効率的に飛ばすためにはなにをすべきかを優先的に思考することが大事です。
最近は、いろいろな練習グッズが発売されていますので、それらを取り入れて、楽しく練習できれば、自然と飛ばしに必要な筋力が得られるはずです。
飛ばす打ち方の基本は素振りでつくる
お勧めしたいのは「重たいクラブでの素振り」です。
野球でいうところの「マスコットバット」とお考えください。
これは昔からある、とても簡単な練習方法ですが、非常に効果的です。
実際にコースで使うドライバーより重いものを振ってスイングをつくっておくと「本番でいつものドライバーが軽く感じて楽に振れる」という効果があります。
また、それ以上に大切なのは、人間は自分の持てる能力を最大限に使うことに慣れておくと、メンタルの部分で自信が持てるようになるので、コースでも堂々とスイングできるようになるという点です。
当然、重いクラブでの素振りでも力まないことが大切になります。
重くても、ゆっくりと力を入れずに振ることです。
このように、肉体的な意味とメンタル的な意味の両面でお勧めしたい練習方法です。
飛ばしたいのであれば、どんどん重いクラブを振りましよう。
大型のゴルフショップに行くと、沢山の重たいクラブが売られています。
ゴルフバッグに重たいクラブを1本入れておき、練習場でウォーミングアップ代わりに軽く振るだけでも効果があると思います。
また、毎晩、夕食後にでも振る習慣が付けられれば、知らぬ間に筋力が付き、飛距離も出るようになりますし、スイング軌道が安定するようになります。
ほうきを使った飛ばすための練習法
また、「長い竹ぼうきを振る」というような原始的な方法も決して無意味ではありません。
重いもの、長いものをゆっくりと振ることでスイングはつくり上げられます。
軽いクラブを力まかせに振り回すより、重く長いクラブを自分のタイミングでゆっくり振っていく方が飛ぶのです。
重たいクラブを無理せず振って、自分の能力の最適値を体感できると、これまでのスイング概念が変わるかもしれません。
決して、振りすぎなくなり、打ち急がなくなります。
トップスイングから、焦って全力で振り下ろすことがなくなると思います。
ゆっくり繰り返し、ゆっくりダウンスイングができるようになる。
力まないけど、なぜか飛んでいる。
こんなスイングが手に入ると思います。
実際、重いクラブを振り続けていると体幹は鍛えられますし、体力の低減するカーブを緩やかにすることができます。
自然にスポーツジムに行っているような成果が得られるはずです。
飛ばしに重要な感覚は「重さ」と「空気抵抗」
大切なのは、重さと空気抵抗です。
重いクラブや練習器具、竹ぼうきを振る、あるいはチユーブを引っ張る。
それ以外にも昔のスポ根マンガのように公園に埋まっているタイヤを叩くなど、方法はいくらでもありますね。
飛ばすための練習は、スイングをつくる基礎練習とはちょっと違います。
パワフルなスイングができる力をつけるには、重い練習器具が効果的です。
これをゆっくり振ることで体幹が锻えられ、パワーアップします。
次に、スピードをつけてクラブを振る能力(筋速度)を上げるためには、細い練習器具をリズミカルに小気味よく速く振るトレーニングがお勧めです。
様々な器具が売られているので、探してみてください。
いずれにしても、飛ばすことを意識しながら並行して鍛えることが重要です。
毎日、50回ずつ、重たいクラブで素振りをしてみてください。
パワーとスピードを並行して磨けば、必ず効果は出ます。
練習場でもコースでも、これまでにない飛距離が出るようになり、その効果を実感できるはずです。
飛ばすためのトレーニング
ドライバーを飛ばすために、筋トレを取り入れる場合がありますが、前述した練習を取り入れていれば、特別に筋トレをする必要はないと思います。
プロは別ですが、アマチュアの場合、過剰な筋力よりも、柔軟性の方が大切だと思います。
筋トレに時間を使うのあれば、毎日ストレッチをして、肩まわりや股関節の柔軟性を維持した方がいいはずです。
関節の柔軟性があれば、体にかかる負荷が減るので、腰痛や肩痛になる可能性も減ってくると思います。
女性アマチュアゴルファーの飛ばす練習
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