世界のゴルフ場ランキング|生涯一度は回りたいコースTOP100

全国のゴルフ場

2020年発表の「世界のゴルフコースTOP100」です。

世界には約32,000のゴルフコースがあるといわれていますが、そのトップ100なので、選りすぐりの超名門コースであると理解いただけると思います。

 

1位:パインバレー

パインバレー

場所 ニュージャージー州パインバレー
設計 ジョージ・クランプ / ハリー・S・コルト
開場 1918年

世界NO1の名誉ある称号を得たのは「パインバレー」です。

「コース特性」「ハザード」「グリーンの質」の3要素すべてにおいて圧倒的に優れており、まさに世界NO1コースに相応しい超名門です。

メンバーは約1300人といわれ、数百人が空き枠を待っている中、なんと日本人のメンバーが1名だけ存在しているのです。

それは、コース設計家の川田太三氏で、日本人初の栄に浴しました。

近年、女性にもコースが開放されました。

 

2位:サイプレスポイント

サイプレスポイント

場所 カリフォルニア州ペブルビーチ
設計 アリスター・マッケンジー
開場 1928年

「死ぬ前に1度回りたいコースは?」と尋ねられたアダム・スコットやルーク・ドナルドが即座に「サイプレスポイント」と回答したプロも憧れる超名門コースです。

メンバー数は約300人といわれ、敷居の高さはオーガスタナショナル並みで、まずプレーすることが叶わない厳格なメンバーコースです。

特に海に突き出た16番ホールは非常に美しいことで知られ、以前はAT&Tプロアマの開催コースのひとつでした。

 

3位:セントアンドリュース (オールドコース)

セントアンドリュース

場所 スコットランド セント アンドリュース
設計 オールド・トム・モリス
開場 1400年くらい

説明不要のゴルフの聖地です。

世界最古のゴルフ場で「ジ・オープン」「ザ・シニアオープン」「AIG女子オープン」の開催実績を持つ超名門コースです。

名所のホールには偉大な名選手の名前が記念され、10番ホールには「ボビー・ジョーンズ」、最終18番には「トム・モリス」の名が冠されています。

17番のバンカーは「トミーズバンカー」と呼ばれ、中嶋常幸プロの名前が残されています。

 

4位:シネコックヒルズ

シネコックヒルズ

場所 ニューヨーク州サウサンプトン
設計 ウィリアム・フリン
開場 1931年

過去に全米オープンゴルフが 5 回開催され、2000年には米国国家歴史登録財に登録された超名門です。

正式に組織されたゴルフクラブとしては全米最古(1891年創立)、クラブハウスも全米最古(1892年建設)であると主張しているくらいの歴史があるクラブです。

また、女性メンバーの加入も創立当初より認められており、超名門には珍しく、開かれた雰囲気を持っています。

 

5位:ナショナル ゴルフ リンクス オブ アメリカ

ナショナル ゴルフ リンクス オブ アメリカ

場所 ニューヨーク州サウサンプトン
設計 CBマクドナルド
開場 1908年

アメリカゴルフ界の父、チャールズ・B・マクドナルドが、アメリカゴルフ界の発展のために作った歴史あるコースです。

イギリスとスコットランドのリンクスコースから理想の18ホールを参考にして作り上げられました。

ホールの長短のバランス、多様な攻め方を要求される戦略ホール、キャリーを要するティショット、グリーン形状などのクオリティは超一流です。

 

6位:ロイヤル・カウンティダウン

ロイヤル・カウンティダウン

場所 北アイルランド ニューキャッスル
設計 オールド・トム・モリス
開場 1889年

北アイルランドのマーラウ国立公園内ダンラム湾に面した場所に立地し、周囲を高い山々に囲まれた一帯は、大小多くの個性的な起伏を形成しています。

海岸線に接して広大な大地に大小様々な起伏やコブが自然に溶け込み、紫色のヘザー、黄色のゴース、赤いフェスキューの彩は、言葉を失うほどの造形美です。

北アイルランドの宝石の名に相応しいと名コースです。

 

7位:ロイヤル メルボルン

ロイヤル メルボルン

場所 オーストラリア ブラック ロック
設計 アリスター・マッケンジー
開場 1931年

オーストラリアで最も歴史と伝統がある超名門コースです。

オーガスタ・ナショナルの設計で知られるアリスター・マッケンジーによって改造されたコースは、多くのバンカーを配した戦略性の高さが特徴です。

メルボルン市内からは車で約30分の距離と立地も最高で、オーストラリア至高のコースです。

 

8位:オークモントカントリークラブ

オークモントカントリークラブ

場所 ペンシルベニア州オークモント
設計 ヘンリー・ファウンズ
開場 1903年

全米トップランクのコースの中で最古と言われる歴史を持ち、1987年に国定歴史建造物に指定された名門コースです。

ウォーターハザードがなく、樹木類もほとんどないものの、200ほどのバンカーがあり、USGA によるコースレートは77.5で、全米で最も難しいコースのひとつとされています。

巨大で起伏がきつく、高速グリーンがプレーヤーを悩ませます。

 

9位:オーガスタナショナル

オーガスタナショナル

場所 ジョージア州オーガスタ
設計 アリスター・マッケンジー/ボビー・ジョーンズ
開場 1933年

毎年4月上旬に開かれるマスターズ・トーナメントの開催コースとして知らない人はいないでしょう。

設計は球聖ボビー・ジョーンズとアリスター・マッケンジー。

メンバーは世界中に約300名ながら、希望者は多く、メンバーになるには数十年も待たなければならないといわれています。

メンバーの同伴、もしくはマスターズ運営ボランティアなどでなければプレーできない、世界有数の高嶺の花コースです。

 

10位:サンドヒルズゴルフクラブ

サンドヒルズゴルフクラブ

場所 ネブラスカ州ミューレン
設計 ビル・クーア/ベン・クレンショー
開場 1995年

ネブラスカ州の穀倉地帯に作られた質素なゴルフ場なので、一見地味ですが、「アメリカン・リンクスの最高峰コース」と評判を得る名コースです。

コースが完成した1995年は、設計者であるベン・クレンショーが、2度目のマスターズ制覇を成し遂げた年です。

ベン・クレンショーがスコットランドのリンクスを参考に、アメリカ人が憧れるゴルフの原風景を再現したコースといえるでしょう。

 

11位:ミュアフィールド

ミュアフィールド

場所 スコットランド イースト ロージアン
設計 オールド・トム・モリス、1891年/HSコルト、1925年
開場 1925年

18世紀半ばに作られたリンクスコースで、全英オープンや全英女子オープンの開催コースとしても有名です。

風がとても強い上に、アウトコースは1番から時計回りに、インコースは10番から反時計回りに配置されているので、風が一方方向からでもフォロー、アゲンスト、右、左とホール毎に全方向から風の影響を受けるように設計されている難コースです。

ポットバンカーに入れば出すだけとなる上に、グリーンのアンジュレーションも強烈です。

 

12位:ロイヤル・ドーノック ゴルフクラブ

ロイヤル・ドーノック ゴルフクラブ

場所 スコットランド、ドーノック
設計 オールド・トム・モリス
開場 1886年

スコットランド北部ドーノック湾の大自然の中に溶け込んだ芸術的な名門コースです。

公式には1886年開場ですが、実際は1600年代からプレーされていた記録が残されています。

広大な大地に大小様々な起伏やコブが自然に溶け込んだ造形美で、風に鍛えられ、必要最低限の人間の手を加えたこのコースは、世界のゴルフ場の原型であり、スコットランドの宝石と呼ばれています。

 

13位:メリオン ゴルフクラブ

メリオン ゴルフクラブ

場所 ペンシルベニア州アードモア
設計 ヒュー・ウィルソン
開場 1912年

東西両コースの計36ホールがありますが、特に東コースは全米オープンや全米アマチュアなどのメジャー大会の開催コースとして知られています。

東コースは7000ヤード弱と距離がないものの、狭くて奇妙な形のホールや難しいバンカーなどでプレーヤーを苦しめます。

1981年の全米オープンでは青木功プロが11位に、2013年の全米オープンでは松山英樹プロが10位入りました。

 

14位:ペブルビーチゴルフリンクス

ペブルビーチゴルフリンクス

場所 カリフォルニア州ペブルビーチ
設計 ジャック・ネヴィル/ダグラス・グラント
開場 1919年

過去5度の全米オープンの開催実績を持つ世界的にも有名な名門ですが、パブリックコースなので誰でもプレー可能です。

2023年には全米女子オープン、2027年にも全米オープンの開催が予定されています。

18ホール中半分の9ホールが海に面し、ダイナミックな美しさと海風が日々難易度を変える自然の妙が最大の魅力です。

「神のみが創りえた」と称される美しさは息を呑むほどです。

 

15位:ロイヤル ポートラッシュ

ロイヤル ポートラッシュ

場所 北アイルランド ポートラッシュ
設計 HSコルト
開場 1929年

イギリス本国以外で初めて「ロイヤル」の称号を得たゴルフコースであり、開場7年でイギリス王室がその質を認めた歴史ある名門コースです。

2019年には68年ぶりに全英オープンが開催され、次回は2025年の開催が予定されています。

 

16位:フィッシャーズアイランドクラブ

フィッシャーズアイランドクラブ

場所 ニューヨーク州フィッシャーズ アイランド
設計 セス・レイナー
開場 1926年

長さ13キロ、幅3キロの細長い島に造られたセス・レイナーの最高傑作コースです。

18ホールのどこからでも海が見え、絵葉書になるぐらい美しい景観が特徴。

海からの風が強い日には4番手程度もクラブ選択が違い、相当タフなコースに変わってきます。

 

17位:パインハースト

パインハースト

場所 ノースカロライナ州パインハースト
設計 ドナルド・ロス
開場 1907年

飛行機事故により亡くなったペイン・スチュワートの最後の勝利となったのが、1999年にパインハーストで開催された全米オープンでした。

最終日の18番、決めれば優勝、外せばフィル・ミケルソンとのプレーオフになる運命のパーパットを沈め、ガッツポーズするスチュワートの姿が銅像になり、クラブハウス前に飾られています。

2014年には史上初めて、同一会場で全米オープンと全米女子オープンが開催され、2024・29・35・41・47年にも全米オープンの開催が予定されています。

 

18位:ターンベリー

ターンベリー

場所 スコットランド ターンベリー
設計 ウィリー・ファーニー
開場 1909年

全英オープンの開催コースの中でも屈指の景観を持ち、白亜の灯台やお椀をかぶせたようなアルサクレイグ島が有名です。

ふたつの大戦時には飛行場として利用され、コース内の小高い丘には第一次大戦時のパイロット記念碑があります。

全英オープン初開催となった1977年は、トム・ワトソンがジャック・ニクラスとの真昼の決闘を制して優勝しました。

 

19位:シカゴ ゴルフクラブ

シカゴ ゴルフクラブ

場所 イリノイ州ウィートン
設計 CBマクドナルド
開場 1895年

アメリカで最初に18ホールのコースを持ったゴルフ場であり、複数回の全米オープンゴルフなど主要な大会が開催されている名門コースです。

世界で最も排他的な5クラブに数えられ、メンバーは120人以上には決して増やさず、メンバーになるためには既存メンバーの招待が必要になっています。

2033年には全米女子オープンが開催されました。

 

20位:ロサンゼルスカントリークラブ

ロサンゼルスカントリークラブ

場所 カリフォルニア州ロサンゼルス
設計 ジョージ・C・トーマス・ジュニア
開場 1927年

超閉鎖的な超名門コースが、2023年の全米オープンで初めてメディアで紹介されました。

ロサンゼルスの実業家達のためのコースであるため、ハリウッドスターなどのセレブはメンバーになれないようです。

現在のメンバーは1500人程度で、実際にプレーする稼働メンバーは300~400人程度ですが、一切がベールに包まれ、世俗から遮断された政治経済の社交場になっているようです。

 

21位~100位までの世界の名門ゴルフ場

21位から100位までの世界名門ゴルフ場ランキングです。

37位に廣野ゴルフ倶楽部、62位に川奈ホテルゴルフコース(富士コース)がランキングしています。

全世界のゴルフコースの中で、トップ100に2コースがランクインしています。

日本ゴルフ文化の誇りであり、守るべき遺産といえるでしょう。

世界に誇る日本の名門ゴルフ場ランキング【TOP100 ゴルフコース アジアランキング】
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21位 フライアーズヘッド 2003年
ニューヨーク州
22位 キングストン・ヒース 1928年
オーストラリア
23位 タラ イティ 2015年
ニュージーランド
24位 バリーバニオン 1893年
アイルランド
25位 ウィカギル 1923年
ニューヨーク州
26位 プレーリーデューンズ 1937年
カンザス州
27位 リビエラ 1927年
カリフォルニア州
28位 パシフィック デューンズ 2001年
オレゴン州
29位 クリスタルダウンズ 1932年
ミシガン州
30位 サニングデール 1922年
イギリス
31位 オークランド ヒルズ 1917年
ミシガン州
32位 セミノール 1929年
フロリダ州
33位 ロイヤル セント ジョージズ 1922年
イギリス
34位 サンフランシスコ 1918年
カリフォルニア州
35位 ノース・バーウィック 1895年
スコットランド
36位 ラヒンチ 1927年
アイルランド
37位 廣野 1932年
日本
38位 バーンボーグル・デューンズ 2004年
オーストラリア
39位 カーヌスティ 1926年
スコットランド
40位 ザ・カントリー・クラブ 1899年
マサチューセッツ州
41位 モルフォンテーヌ 1927年
フランス
42位 ロイヤル バークデール 1932年
イングランド
43位 サマセットヒルズ 1918年
ニュージャージー州
44位 キャボットクリフ 2016年
カナダ
45位 ガーデンシティ 1899年
ニューヨーク州
46位 サザンヒルズ 1936年
オクラホマ州
47位 ニューサウスウェールズ 1928年
オーストラリア
48位 カリフォルニア・ゴルフ・クラブ・オブ・サンフランシスコ 1926年
カリフォルニア州
49位 ショアエーカーズ 1921年
イリノイ州
50位 スウィンリー・フォレスト 1910年
イングランド
51位 ケープ・キッドナッパーズ 2004年
ニュージーランド
52位 ベスページ 1935年
ニューヨーク州
53位 ポートマーノック 1896年
アイルランド
54位 バリーニール 2006年
コロラド州
55位 セント・パトリックス・リンクス 2021年
アイルランド
56位 メイドストーン 1922年
ニューヨーク州
57位 バルタスロール 1922年
ニュージャージー州
58位 カマルゴ 1926年
オハイオ州
59位 ロイヤル トルーン 1887年
スコットランド
60位 キアワ・アイランド 1991年
サウスカロライナ州
61位 ウッドホール・スパ 1926年
イギリス
62位 川奈 1936年
日本
63位 クルーデンベイ 1926年
スコットランド
64位 サニングデール 1922年
イギリス
65位 インヴァネス 1919年
オハイオ州
66位 ライ 1907年
イングランド
67位 ロイヤル ライサム & セント アンズ 1897年
イングランド
68位 ウィカギル(東) 1923年
ニューヨーク州
69位 プレストウィック 1851年
スコットランド
70位 ケープ・ウィッカム 2015年
オーストラリア
71位 スリーピー・ホロウ 1913年
ニューヨーク州
72位 マイオピアハントクラブ 1898年
マサチューセッツ州
73位 ウーピー マッチ クラブ 2018年
ジョージア州
74位 アードフィン 2017年
スコットランド
75位 カーサ デ カンポ 1971年
ドミニカ共和国
76位 オークヒル 1921年
ニューヨーク州
77位 キャッスルスチュアート 2009年
スコットランド
78位 キャボットリンクス 2012年
カナダ
79位 ロイヤル リバプール 1869年
イギリス
80位 バンドン デューンズ 1999年
オレゴン州
81位 キングスバーンズ 1999年
スコットランド
82位 ホイッスリング・ストレイツ 1998年
ウィスコンシン州
83位 エラーストン 2001年
オーストラリア
84位 ロック クリーク キャトル カンパニー 2008年
モンタナ州
85位 ミュアフィールド ビレッジ 1974年
オハイオ州
86位 ロイヤル・ハーグ 1938年
オランダ
87位 クエーカーリッジ 1926年
ニューヨーク州
88位 セント・ジョージズ・ヒル 1913年
イギリス
89位 イェーマンズ・ホール 1925年
サウスカロライナ州
90位 ピーチツリー 1947年
ジョージア州
91位 バンドントレイル 2005年
オレゴン州
92位 オールドタウン 1939年
ノースカロライナ州
93位 ナインブリッジズ 2001年
韓国
94位 ロイヤル メルボルン(東) 1932年
オーストラリア
95位 デ パン 1929年
オランダ
96位 オリンピック 1924年
カリフォルニア州
97位 レ・ボルド 1986年
フランス
98位 ディアマンテ 2016年
メキシコ
99位 セントジョージズ 1929年
カナダ
100位 ザ・ゴルフクラブ 1967年
オハイオ州