最新の飛ぶドライバー
最新のトップアマ・上級者用ドライバー
テーラーメイド、キャロウエイ、タイトリスト、ブリヂストン、スリクソン、PRGR、YAMAHA、ONOFF、本間ゴルフなど、有名ゴルフクラブメーカーの最新ドライバーラインナップには、トップアマ・上級者用のアスリートゴルファー向けモデルが多く含まれています。
契約プロがツアー優勝したモデルもあり、多くのゴルファーの注目を集めています。
このトップアマ・上級者用ドライバーは、従前とは大きく異なる仕様になっています。
これまでのトップアマ・上級者用ドライバーはアベレージゴルファーには「重い」「ヘッドが小さい」「つかまらない」「球が上がらない」といったイメージがありました。
使ってみたいものの、打ちこなすにはそれなりのパワーとテクニックが求められるため、多くのアマチュアゴルファーは諦めていたのが実情ではないかと思います。
また、球筋や弾道の高低を自由自在に打ち分けるための操作性、打感の柔らかさ、インパクト時の音にも配慮されているのが、トップアマ・上級者用のアスリート向けのドライバーだったのです。
最新のプロ使用ドライバーはやさしい
しかし、最新のトップアマ・上級者用のアスリートモデルのドライバーは飛んで曲がらないことが大前提になっています。
通常、各メーカーのハイブランドモデルは、開発段階でプロの意見が集約されるので、今のプロはまず「飛ぶこと」と「曲がらないこと」を絶対条件にしてるとわかります。
一方で自由自在に球を操る操作性はあまり求められていないようです。
それよりも、ミスヒットに対する寛容性があり、ある程度ドローとフェードを打ち分けられる自由度があればそれで十分なのです。
しかも、最新のモデルであっても50グラム台のシャフトが入ったりと、一昔前に比べれば難易度は相当に下がっています。
プロのメーカー別使用率
2024年の世界ランキング上位200名の使用ドライバーをメーカー別にカウントすると、1位はテーラーメイドでした。
タイガー・ウッズやローリー・マキロイがテーラーメイドを使い、ジョン・ラームはキャロウェイです。
PGAのスター選手はテーラーメイドとキャロウェイの愛用者が多いため、日本でもこの2ブランドのドライバーが売れているようです。
順位 | メイカー別 | 使用人数 |
1位 | テイラーメイド | 86人 |
2位 | タイトリスト | 41人 |
3位 | キャロウエイ | 33人 |
4位 | ピン | 19人 |
5位 | PXG | 7人 |
6位 | ブリヂストン | 2人 |
6位 | コブラ | 2人 |
これらトッププロの使用ドライバーとシャフトは、市販モデルに近いものです。
ここからも、最新のプロモデルが決して難しくないとわかるでしょう。
アベレージゴルファーはミスの補正能力が弱い
ドライバーの補正能力
トップアマ・上級者用のアスリート系ドライバーとアベレージゴルファー向けドライバーとの決定的な違いは、ミスに対する補正能力の性質です。
例えば、スライスのスイングで振っているのにストレートに飛んだり、非力な人でも高弾道の球が打てたりするのがアベレージ向けのドライバーの補正能力です。
一方、トップアマ・上級者用のアスリート系ドライバーでは自分の意図通りの球を出すのが絶対条件になります。
フェードで打ったつもりが、ストレートボールになってしまうドライバーは扱いづらいクラブなのです。
アスリートモデルでもミスを補正してくれる
最新のトップアマ・上級者用のアスリート系ドライバーでも適度な補正能力は備わっています。
インテンショナルな打ち方ができつつも大きなミスにならない、いいとこ取りができるようになっているのです。
そのため、 90前後のスコアで回れる技量のある人であれば、コントロールとオートマチックの両面のメリットを享受でき、十分に使いこなせる性能になっています。
ヘッドサイズや形状もたくさん用意されているため、多くの選択肢の中から自分に合った1本を創り出せるようになっています。
トップアマ・上級者用のアスリート系ドライバーは難しいとの先入観を捨てて、自分に合ったモデルを探しつつ、好みのドライバーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。