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最新おすすめドライバーランキング
テーラーメイド M5
ルール上最大限の反発係数で驚異の飛びを実現した460ccの大型ヘッドドライバーです。スライド式のウェイトを動かすことで弾道を自在に調整でき、低スピンの強弾道ボールがオートマチック打てるので、コントロールしながら飛ばしたい中級~上級者に最適です。
テーラーメイド M6
低・深重心設計でミスヒットに強い460ccの大型ヘッドで、とにかくやさしいのが特徴です。ヘッド調整機能はありませんが、ただ振るだけで真っ直ぐ飛ぶので問題ないでしょう。小細工不要のオートマチックなドライバーです。M4の後継モデルとしてゴルファーのレベルを選ばないドライバーです。
キャロウェイ EPIC FLASH サブゼロ
人工知能が開発した左右非対称のFLASHフェースを搭載した最新ドライバーです。重心位置がやや浅めで余分なスピンがかからないため、風に負けない強弾道が打てるドライバーです。複数の調整機能があるので球筋をコントロールできます。吹け上がりを嫌う中級~上級者に打ってもらいたい1本です。
キャロウェイ EPIC FLASH STAR
ネックまわりの弾道調整機能はありませんが、ミスヒットに対する寛容性が抜群なので、どのレベルのゴルファーでも扱えるドライバーです。ヘッドスピードがなくても高初速のFLASHフェースの特性により安定的に飛ばすことができます。捕まりがいいため、スライスの心配がなく、高弾道でしっかりキャリーを出せます。
ダンロップ スリクソン Z585
スイートスポットが広くミスに強いのが最大の魅力です。安定感があり構えやすいヘッドで、適度な捕まりと直進性があります。高弾道の球筋でキャリーを出し、ただ振るだけで飛ばせるオートマチックドライバーです。初心者からやさしく飛ばしたい上級者までに対応しています。
ダンロップ スリクソン Z785
クラウン部に軽量のカーボン素材を使うことで余った重量を最適な位置に配分し、低重心でありながら高慣性モーメントも実現しているカーボンコンポジットドライバーです。複合ヘッドは「ボコッ」という打音が気になりますが、独自のサウンドリブ効果により、打音や打感が改善されています。低スピンでしっかり距離を出したい中級~上級者が使うと性能を引き出せるでしょう。
ゼクシオイレブン ドライバー
定番のゼクシオ最新モデルです。やさしく飛ばせる性能はそのままに、さらにミート率が向上するオリジナルシャフトが装着されています。ミスヒット時の曲がり幅を少なくし、とにかくティーショットを楽に飛ばしたいという方におすすめのドライバーです。
テーラーメイド M4
M6の発売で型遅れになってしまいましたが、逆に今が狙い目のドライバーです。打点のブレに強く方向安定性に優れたドライバーとして一世を風靡しました。プロの愛用者が多いことも、このドライバーの性能を証明しています。
テーラーメイド M3
M5の発売で型遅れになってしまいましたが、逆に今が狙い目のドライバーです。アメリカツアーで使用率NO1ドライバーでした。ソールのY字トラックで弾道を調整することが可能なので、その日の調子に合わせバランスに変えられる点に長所があります。
PING G400 MAX
プロの間でも評価の高かったG400シリーズに新たに追加された460ccのヘッドタイプ。飛距離性能と安定性の高さで評価が高いドライバーです。とにかく曲がらず、真っ直ぐ飛ぶと評判です。
本間ゴルフ TW747 460
低重心でさらに重心位置も深い上に、さらにソールのウェイトビスの交換で好みの重心位置に調整ができる点がメリットです。オートマチックに高弾道の低スピン弾道が打てるドライバーなので初心者でも十分に扱えるドライバーです。ミスヒットにも強いので、安心して強振できるでしょう。
タイトリスト TS3
やや丸型形状のヘッドが特徴で、ストレート弾道が打ちやすく狙ったラインに打ち出していきやすいモデルです。重心位置の調整も可能なので、多彩なセッティングができます。捕まりすぎを嫌う中級~上級者におすすめしたい1本です。
テーラーメイド Mグローレ
とにかくやさしい。そして飛びます。軽量でドローボールが打ちやすいので、ヘッドスピードが落ちてきたベテランゴルファーにおすすめです。捕まりのいいヘッドなので、いつものスイングをすれば自然と飛距離が出るでしょう。
ブリヂストン TourB XD-3
人気のカーボンクラウンを採用したコンポジットヘッドに、金属弦を入れ込むという斬新な発想をしたドライバーです。クラウンの復元力が強く高初速が実現できるので、飛距離が出やすい性能があります。
重心位置でドライバーを選ぶ
ドライバーの性能を語る上で、重要になるのが「重心の位置」です。
この重心位置を軽視しているアマチュアゴルファーが多いのではないでしょうか。
重心の位置は、スイング中のヘッド挙動やインパクトでボールに与えるスピン量や打ち出し角、エネルギー効率などに影響を与えます。
ドライバーを選ぶ際、スイングのパワーをいかに効率良くボールに伝えるか?ということを考える必要があるのですが、ここに重心位置が強く関係してくるのです。
ドライバーヘッド素材の変化と重心位置
へッドの素材がパーシモンやメタルへッドの時代は、重心の位置を大きく動かすことができませんでした。
重心位置は、フェース面上の芯の位置を決める重要な要素で、設計自由度の低いパーシモンやメタルヘッドでは芯をフェース面のセンター付近に持ってくるのが精いっぱいだったのです。
しかし、製造技術が進歩し、素材が硬く軽いチタン合金を使用できるようになったことで、芯の位置を打ちやすいところに維持しながら、重心の位置を動かせるようになったのです。
そして今日では、重心位置を自分で変えられるような可変ドライバーが主流になりつつあります。
その中で、現在発売されているドライバーは、重心の考え方として2つの大きなグループに分けられます。
「浅重心」と「深重心」です。
ミスの許容度に違いが出る
これは文字通り重心が浅い位置(フェース面に近い位置)に設計されているドライバーと、深い位置(フェース面から遠い位置)に設計されているドライバーのことで、特性がかなり変わってきます。
まず理解したいのは、浅い重心でも深い重心でも芯でボールをとらえられた時は、弾道にほとんど差は生まれないということです。
芯で打つということは、重心のへッドが持つエネルギーがボールに向かって真っ直ぐ伝わるということなので、重心が浅い位置にあっても深い位置に合ってもへッドに無駄な挙動が起きにくく飛んでいくボールには影響が少ないのです。
では、どんな場合に重心の位置が弾道に影響を及ぼすか?
それは芯を外した時です。
インパクトで芯を外した時に、重心の位置がどこにあるのかによってへッドの挙動が変わるのです。
浅重心のドライバー
浅重心のドライバーは、比較的ヘッドスピードの速い方や、アスリートゴルファー向けとされているドライバーに多く見られます。
一般的に、上から見るとやや小さく、フェース面は上下に厚いモデルが多いのが特徴です。また、ボリュームがフェース側に寄っているケースが多いでしょう。
芯の付近でボールをヒットした時、フェース面の近くに重心が位置するとポールと衝突したエネルギーを効率良く受け止めるので、ボールへエネルギーを効率良く伝えることができます。
つまり、ボール初速を稼ぎやすいのです。
また、重心を浅くすると重心を低くすることができるので、バックスピンの少ないへッドを作りやすくなります。
これはボール初速を高めやすく低スピンの弾道が打ちやすくなります。
浅重心ドライバーのデメリット
しかし、デメリットもあります。
それはミスへの寛容性です。
重心が浅いと、芯から離れた場所でインパクトをした場合、重心が短いとへッドがブレやすく打ち出し方向がズレる割合は、大きくなりやすいのです。
さらにバックスピンは、空中でボールの浮力の役割も持っていますから、ミスをして必要以上にバックスピンが減ってしまうと地面に落下、俗にいうドロップしたボールになってしまうので、芯付近で打った場合と比べ滞空時間が極端に短くなり、飛ばなくなってしまう危険性を持っています。
だからこそ、ドライバーでもロフトを寝かしたりして打ち出し角を大きくしないと、せっかくのスピンの少ない強い弾道もすぐに地面に落ちてしまい、そのメリットを生かせなくなってしまいます。
つまり、自分で打ち出し角を稼げたり、パワーでスピン量を生み出せたりするアスリートやへッドスピードが速いゴルファーの方が、浅い重心のドライバーの良さを生かしやすく、体感しやすいのです。
とはいえ、へッドスピードがあまり速くなくてもスピン量が多いゴルファーもたくさんいます。
浅い重心のメリットを生かしやすいのは、バックスピンの多いゴルファーであって、ヘッドスピードは関係ないのです。
深重心のドライバー
一方、深重心のドライバーはどんな特徴があるのでしょうか。
主に、上から見ると大きく見え、フェースは上下に薄いモデルが多いと思われます。また、ヘッド後部に向かって低くなっていく形状が特徴です。
一般的にやさしいと言われるドライバーはみな重心が深いと思います。
もちろんこれにも理由があって、重心が深いとミスに強いドライバーが作りやすいからです。
芯で打てた時、衝突時のエネルギーは浅い重心も深い重心も効率良くパワーを伝達することができ、へッドもスムーズに動きますが、芯を外した時、へッドはエネルギーを逃がしてしまい、動きにもブレが生じます。
それが、衝突が起きるフェース面から重心が遠いと、芯で打った時とのエネルギーロスの差が少なく、ヘッドのブレも少なくすることができるのです。
スウイートエリアが広いと言われるドライバーは、深い重心のドライバーに多いのですが、それは重心を深くすればミスに強いエリアが作りやすいからなのです。
ドライバーの慣性モーメント
その理由は慣性モーメントを大きくしやすいということにあります。
よくゴルフ雑誌などで慣性モーメントという言葉を見かけると思います。
ゴルフに関する慣性モーメントはいくつか種類があり、芯を外した時のミスの強さを表すのがへッド左右慣性モーメントといいます。
そもそも慣性モーメントとは、物質の回転運動のエネルギーの変化のしにくさを表すものです。
へッド左右慣性モーメントを大きくしやすい重心の深いドライバーは、芯を外した時にヘッドのブレ、つまり余計な捻れや回転をしょうとする動きを少なくしてくれるので、ミスに強いドライバーになるのです。
さらに深重心の特性としてバックスピンが比較的かかりやすいという点があります。
スピンは増えすぎればエネルギーロスになり、飛距離低下につながってしまうのですが、実はミスヒットのときの曲がりを抑えるといった効能もあるのです。
曲がりの原因はサイドスピンです。
横回転が強くかかるとボールは曲がるのですが、深重心のヘッドは芯を外した時にバックスピンがある程度かかりやすくなる分、サイドスピンを抑制してくれるので曲がりが少なくなります。
この二つの効果があり、やさしいと言われるドライバーは深重心なものが多いのです。
ボールが上がりやすいドライバー
もうひとつやさしいと言われる理由にボールが上がりやすくなるという特性があります。
重心は、インパクト時にボールによってへッドが押し返されるのですが、ロフトがある分、へッドは真後ろではなくやや下方向に押されます。
へッドはシャフトで支えられているので、トゥ側から見た場合、シャフトを中心に半時計回りに回転しょうとする力が生まれます。
つまり、へッドが上を向くのです。その時に重心が深い、つまり後ろにあるとその回転する力が強くなり、よりへッドが上を向くので打ち出し角が高くなるわけです。
ミスに強く、ボールが上がりやすい。
だから深い重心はやさしいと言われるドライバーに多くみられるのです。
このように浅重心、深重心を比べると飛ばせるドライバーが浅重心で、曲がらないドライバーが深重心と分けてしまいがちですが、決してそうではありません。
スイングの傾向やへッドスピードにより深重心のドライバーの方が飛ばせる方もおりますし、浅重心のドライバーの方が曲がらない方だっております。
どちらのへッドがより自分のスイングをサポートしてくれるへッドなのかを見極めることなのです。
自分に合ったドライバーは「浅重心」か「深重心」か
自分に合い、飛距離が出るドライバーは、浅重心か深重心か。
非常に悩ましい問題でしょう。
大まかな選び方の基準としては、今飛ばない理由を補ってくれる特性を持った方を選ぶことでしょう。
浅重心のドライバーが合うゴルファー
■スピン量が多くボールが風に弱い
■地面に落ちてからランが少ない
■ボールが上がりすぎてしまう
深重心のドライバーが合うゴルファー
■ボールが上がらない
■キャリーが少ない
■ミスショットと良いショットの距離の差が激しい
浅重心、深重心を選ぶ際は、ヘッド形状だけではなく、ロフトやシャフトの硬さなど、基本的な部分も考慮した上で、総合的な判断をしてください。
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